いただきもの、日本酒の飲み方

  • 2010.11.23 Tuesday
  • 23:03
星野彰男『アダム・スミスの経済理論』

著者独自のスミス解釈を全面に押し出された著作。

井野瀬久美惠編『イギリス文化史』

イギリス料理はなぜ美味しくないのか、なぜイギリス人は傘をささないのか、イギリス女性をめぐる200年ほどの言説の変遷をコンパクトにまとめた章など、興味深い。

児玉聡『功利と直観』

従来、功利主義と義務論という対立軸だったものを、18世紀以降の主にイギリスの倫理学を功利主義と直観主義の対立軸から整理して、現代の倫理学上の論争や問題に切り込んだ好著。

さて、先日は久しぶりに家呑み。利き酒師二人による日本酒セレクトで、もろもろの肴を楽しむ。

日本酒はいまだにワインと異なって、肴に合わせた飲み方がされることは少ない。確かにオールマイティーな日本酒もあるが、個々の料理にはやはりそれぞれ合うお酒がある。

そうした相性については、なんとなく見当をつけられなくもないが、利き酒師の嗅覚はさすがで、出した料理をさらに引き立てつつ、お酒も見事に融和(マリアーシュ)する取り合わせを選んでくれる。

購入して、これはいまひとつかなと思った「悦凱陣 純吟 ブルー瓶 八反錦等」がモンスのチーズやドライフルーツのパンと合ったり、「くどき上手 短稈渡船」もドライフルーツと合ったり(チーズとの相性は昔からだが)、天然鰻に綿屋or義侠(あれ、どっちだったかな)、殻牡蠣には「羽前白梅 ちろり」や「悦凱陣 純大 しずく 19BY」など。

もっとも、最近、飲んだ際に覚えようとしなくなってしまって、後から、ちゃんと記憶or記録しておけばよかったと思うことが多いので、赤ほや、鱈グラタン、牡蠣のオイル漬け、湯葉と龍野乃刻、自家製味噌と吟醸酒粕の鯖出汁、炙り鯖などとの相性は忘却の彼方に(勿体無い)。

ともあれ、地産地消が叫ばれる中、その土地で醸したお酒の筆頭である日本酒との相性が当然のことながら、それがいまひとつ飲まれずに、ビールや洋酒の人気に押されがちなのは、勿体無い。

その点で、一品一品に合うお酒をセレクトして楽しむというあり方がもっとあっていいように思う。そして、それをするには、肴や酒の量を、もう少し工夫して出す必要がお店側にはある。

肴と酒の吟味はもちろんのこと、供する際の量に気をつけること。またぐい呑みなどの器の形状は恐ろしく酒の味に影響するので、そうした点を考慮して、さまざまな形のものを用意すること。お酒を保存する温度と、そのお酒を味わうのに適した温度とは異なることを考えることなどをさしあたりは求めたい。

もちろん、一部の先端的なお店や利き酒師さんは既にこうした点に目配りしていて、いろいろ教えられているが、全体的な水準が上がらなければ、よい品質のお酒も消えていってしまう。。。
コメント
お久しぶりです。
今日は箱根の紅葉狩りに行ってきました。もう、長安寺や強羅公園は散り始めでしたが、宮城野の川沿いは見ごろでした。平日なのに我々のようなサンデー毎日族が大勢散策を楽しんでいました。

イギリス文化史は読みたいですね。
日本酒と合う料理はもう少し日本人は神経を使ったほうがいいですね。世界一の日本料理にはどの日本酒がいいのか。ワインのように楽しむべきです。

合唱は佳境に入りました。今年の曲は素人の私には少し難しいですね。皆苦しんでいるようです。
箱根、今週末に立ち寄る予定なのですが、もう強羅も散り始めていますか。。。

『イギリス文化史』。なかなか面白いテーマが並んでいますので、ぜひ。

肴と日本酒の相性は、日本酒の味が毎年変わるので、なんとも奥が深い世界です。

合唱。確かに曲目を拝見すると、結構たいへんそうですが、楽しみにしております!
  • i-41
  • 2010/11/24 11:00 PM
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