田植え

  • 2019.05.13 Monday
  • 00:30

今年から米作りに関わることにした。場所は千葉の匝瑳で、SOSA Projectの「My田んぼ」で有機米を作る。

 

My田んぼの話は、池袋でオーガニックバーをされていた高坂さんから伺っていたものの、これまでは踏ん切りがつかなかった。しかし今年は食べる側だけでなく、作る側にも回りたいということと、子供たちをどこかへ遊びに行かせることとが、米作りでは両立できそうだという不純な動機もあった。

 

米作りといっても、一からすべてやるのではなく、SOSAプロジェクトのスタッフが相当程度準備してくれていて、参加者は草取りをしたりしつつ、田植えから入っていく。

 

田んぼに入るのは40年ほどぶり。土に足を取られつつ、じっと見入ると、蛙やオタマジャクシ、蜘蛛など、多様な生き物が目の前を気持ち良さげに、そしてこちらを少し疎ましく見ているようで、面白い。

 

割り当てられた田んぼの広さは、0.5畝(50平米ほど)。

 

大した広さではないけれども、なんというか、ちょうど良いくらいの広さ。最初の米作りとしては、無理せず、丁寧に時間をかけて関われる広さかもしれない。

 

晴天ということもあり、5月上旬ながら日差しは思ったよりも強い。日焼け止めを塗っていたものの、気がつくと、頬のあたりがヒリヒリして、赤くなっていた。

 

今年の参加者30組ちょっと。

 

農的な暮らしや、自給的な生活に関心のある人が集まっている感じで、老若男女、とても多様だ。

 

草取りも田植えも、良い意味での「適当」な按配。

 

少し離れた田んぼは機械を使っているので、綺麗に並んでいる。こちらの田んぼは、画像にあるように、決して、「綺麗」ではないし、苗が目立つわけでもない。

 

しかし冬期湛水で不耕起が基本の田んぼは生物多様性に満ちている(生物多様性というと、実際に経験する土や水、生き物の感触といった生の迸る充実さが消え失せ、言葉の「暴力」を感じてしまう。なにかいい言葉はないか)。

 

しかも苗は藤崎農場のものだそうで、1本が1本がとてもしっかりとしている。数本まとめてではなく、1本ずつ植えてもしっかりと育つとのことだ。

 

一見、最初の画像には稲を植えているようには見えないものの、このしっかりと逞しい苗が植わっている。

 

根が絡み合っている苗を1本ずつ分ける際には、どこか申し訳ない感じがあるけれども、田んぼに植えると、少し踏ん反り返ってもいるようで、頼もしい感じがある。

 

田植えで、少し腰などが痛くなり、顔を上げると、それに合わせたかのように、蛙の合奏が、まるで3D効果のような音場を作り出し、疲れを癒してくれるのも良い。

 

多くの参加者も異口同音に言っていたのは、田植えや草取りの作業は無心にしてくれるということ。座禅ならぬ、作務禅というのか、確かに、田植えや草取りには雑念が入らないし、目の前の生き物たちにひたすら対峙するだけの時間となる。

 

都内からは少し遠いけれども、2週間に1度くらいの頻度で、田んぼに遊ぶというのは、健全なというか、エピクロス的な時間の過ごし方として良いことのようだ。

 

コメント
板井さま


同じく2019年度のマイ田んぼに参加しております、よねかわななみです!
(高坂さんに最年少認定されました笑25歳です)
実は、大学のゼミで、桑田学先生にお世話になっておりました!

ブログ拝見させていただきました。
楽しさが蘇ってきて、わくわくしてきました。

1年間よろしくお願いします!
  • 米川 七海
  • 2019/05/14 8:42 PM
米川さん コメント有難うございます。学部生時代から、たま月に通っていたと伺いました(そういう学生がいると桑田さんから伺った記憶が)。こちらこそ1年間、よろしくお願いします。
  • Hiroaki ITAI
  • 2019/05/14 10:14 PM
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